※掲載している写真はすべて当店の苗およびその品種の参考写真です。
※咲く花の色も個体によって異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。
■■ヤロウ■■
古くから「兵士の傷薬」と呼ばれ生葉は傷の治療に使われていたそうです。薬効成分が豊富ですぐれた治癒力や病気への抵抗力があるといわれ、止血、解熱、殺菌、健胃作用などに効果があるとされます。セージに似たさわやかな香りがし鋸歯の葉が特徴的で、別名ミルフォイル、和名でセイヨウノコギリソウと呼ばれます。繁殖力が強く荒地でもよく育ちます。地下茎によって増え群生する傾向があります。エッセンシャルオイルは花から。ウーリーヤロウなどの近縁種も広く栽培されています。
■学名 | Achillea millefolium |
■科名 | キク科 多年草 |
■原産地 | ヨーロッパ、西アジア |
■コンパニオン | 野菜の風味をよくします 植物を元気にしテントウムシなど益虫を呼び寄せます |
■収穫箇所と主な利用法 | ガーデニングに 「葉」をハーブティに |
■■育て方■■
順応性が高いハーブで比較的かんたんに栽培できます。暑さに寒さに強くよく増えますが、他のヨーロッパ原産ハーブと同じように日あたりと通気性に注意が必要です。開花後は乾燥ぎみに管理し表土が乾いたらたっぷり水をあげてください。やせぎみの土質を好むので肥料はとくに必要ありませんが、早春は生育が旺盛なため元肥を充分にあたえ成長させてください。春から初夏はアブラムシが発生しやすいので発生したら木酢液のスプレーを。6〜7月頃から秋までかわいい花が咲きます。株分けと挿し芽で増やします。草丈50〜80cm。
夏の対策
極端に日差しの強い夏期は半日陰に移動してください。ムレに弱いので葉を刈り込んだり間引きをして風通しをよくしてください。
冬の対策
とくに必要ありません。
栽培時期 | |||
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
■赤がベストシーズン、■緑が栽培できる季節です。
栽培環境 | |||
■気温の目安 | とても丈夫 耐暑性・耐寒性あり | ||
■栽培場所 | 日なた | 半日陰 | 日陰 |
■土壌 | 肥沃 | 普通 | 乾燥 |
■土 | 水はけ良く | 普通 | 湿った |
■水やり | たっぷり | 普通 | 少なめ |
■肥料 | 多め | 普通 | 少なめ |
■赤が栽培に適した環境です。
■■使い方■■
ビタミン、ミネラルが豊富でそのままサラダにしたり茹でて食べます。花が咲くと葉が硬くなるので葉を利用する場合は開花前に花を刈りとります。ドライフラワーや染色にもおすすめです。
◎ドライにした「花」と「葉」をハーブティに!
体が冷えるとき、汗をかきたいときなどにおすすめです。
◎エッセンシャルオイルに!
◎開花前に摘んだ「若葉」をサラダやおひたしやソテーに!
◎ドライにした「花」と「葉」をポプリや押し花に!
◎ドライフラワーに!
◎染色に!
◎寄せ植えTIPS!
・毎年かわいい花が咲くフラワーガーデンに!
マレイン、クローブピンク、ヒソップ、タンジー、ヤロウ、マロウ、ラムズイヤー、フューバーフュー
比較的寒さに強く宿根草のため毎年かわいい花が楽しめます。
・かわいい花が咲くフラワーガーデンに!
ボリジ、ワイルドストロベリー、クローバー、ヤロウ、タンジー、ナスタチュウム、マリーゴールドなど
・秋に花が咲くハーブガーデンに!
ヤロウ、タンジー、パイナップルセージ、ボックセージ、メドーセージ、ロシアンセージ、エルサレムセージ、
ガーデンセージ、ラベンダーセージ、メキシカンブッシュセージなど
・コンパニオンプランツガーデンに!
ヒソップ、ガーデンセージ、ディル、カモマイル、ミント、タンジー、ボリジ、マリーゴールド、
レモンバーム、ヤロウ、ホワイトオニオンなど
・メディカルハーブガーデンに!
エキナセア、ハニーサックル、セントジョンズワート、レッドクローバー、ヤロウなど
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開花期 | ||||||||||||
収穫期 |
■収穫期、開花期は目安です。栽培環境や個体によって異なります。